アメリカでシュタイナー・スクールに通う

シュタイナー教育をご紹介します。

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何かがオカシイ。 (別の話題)

クリスマス休暇に入る前の日に学校に子供を迎えに行った時のお話。

いつものようにお知らせボックスをのぞいてみると、学校からのレターが入っていました。

読み進みながら、思わず、

「うっそ~~~~!!!!」

と、それも、日本語で叫んでしまいました。

そのレターには、

「いままでとてもよく頑張ってくださっていたM先生が明日をもって学校を去られることになりました。学校としては大変残念なことですが、今後のM先生のご活躍をお祈りします。」

とありました。

実は、このM先生には息子さんが2人いらっしゃって、同じシュタイナースクールに通わせています。

上のお子さんは、ウチの息子のクラスメートです。

で、M先生というものの、生徒の親でもあるわけで、結構良く知った仲なんです。

3年前に私がシュタイナーの教員養成コースをとろうと考えていたとき、丁度彼女がコースをとっていたので、いろいろと教えてもらったりして、的確な助言は大変役に立ちました。

彼女は2年前にシュタイナー学校の先生になられたばかりで、でも、とっても評判良く、まさか2年で辞めてしまうなんて想像もしませんでした。

「何があったんだろ...。」

と思っていましたら、丁度、M先生が目の前を歩いていました。

失礼とは知りながら、

「Mさん!」

と呼び止めました。

彼女は、私が何を聞きたがっているかすぐに察知したように、

「知っているわよね?」

と聞いてきました。

「ウン。で、でも、なんで...???」

などと、何かしら話を続けようとすると、きっぱりした口調で、

「仕方ないのよ!生活があるから。分かるわよね。ウチはシングルマザーで2人の子供をシュタイナーに入れているから、ここの給料じゃ全然追いついていかなくて。」

と。

痛いほど分かる説明です。

シュタイナーの教師は、8年間持ち上がりの担任で、大まかなカリキュラムはあるものの教科書がないので、各個人個人で授業のシナリオを考えないとなりません。そして、考えたシナリオを生徒たちが吸収しやすいように楽しく脚色しなければなりません。この脚色のためには大変な数の資料を読み込み、肉付けが必要です。まさに、質の高いクリエイティブ・マインドと並々ならぬ探究心が必要とされる仕事です。おっもしろいけれど大変なお仕事です。

シュタイナーの先生になりたい人とか、いま実際に教員養成コースをとっている人は結構いるものの、このM先生の決断を思うと、実際に先生となって長く続けるには、クリエイティブ・マインドや探究心ばかりでなく、やはり経済的側面は無視できないのかしらと考えてしまいます。

バリバリ現役で活躍していらっしゃる先生たちを思い浮かべますと、殆どが女性です。そして、彼女たちのご主人は比較的安定した職業についていらっしゃるように思います。(エンジニア、大学の教授、会社の経営者、弁護士、など)そういうバックアップ体制があって安定したシュタイナー教師が出来るということなのかしら???

教員養成コースを始めるときに、「意志の強さ」を試されましたが、いま、M先生が下した決断のことを思うと、意志の強さって何だろう、何がベースなんだろうと疑問に思ってしまう私です。

そもそも、経済的な理由でシュタイナーをやるやらないって考えるのは邪道なのかしら???

強い意志があれば、少しぐらいネガティブな経済的理由があっても、そんなの関係ないと頑張るべきなんでしょうか。

今度時間があったら、Mさんに話してみようと考えています。







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